放課後デイのマーケティング

放課後デイのマーケティング

福祉分野での起業におけるマーケティング(9)

マーケティングの手法であるSTP(Segmentation、Targeting、Positioning)は、Positioningをいかに実現するかということに収れんします。

どのようにセグメントし、どのような(見込み)客をターゲットにするかということが、いかに自身のポジションを確立するかということに直結します。

この点は、難しくありませんよね。

私たちが行っている福祉分野の起業(放課後等デイサービス事業)で言えば、地理的にどのように自分たちのマーケットを設定するか、ある場合には市町村の単位になるかもしれません。また、ある場合には複数の小学校の校区に市場を細分化して考えるのが適当かもしれません。いずれにしても、どのように自身のマーケットを細分化するのが適当かということを検討することが必要です。

次に、どのうような(見込み)客をターゲットにするか、どういう利用者を自身の顧客とするかを考えなくてはなりません。これがTargetingです。

放課後等デイサービスは、障がいのある子どもたちの居場所づくりのための事業です。
とは言え、たんに居場所の提供が放課後等デイサービスに求められているわけではありません。
その中で、どのような療育を提供するかということは、それぞれの放課後デイが検討しなければならないことです。
療育としてどのようなメニューを提供できるかということと、施設としてどのような障がいのあるお子さんを対象にするかということは不可分です。
放課後等デイサービスは、開業すれば、解決するわけではありません。
物販とは異なり、誰にサービスを提供するかというのは、放課後等デイサービス事業の根幹です。

市場をセグメントして、どのうようなお客をターゲットにするのかを明確にできなければ、起業や新規事業は、成功からかけ離れたものになります。

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