放課後等デイサービスの事業は、開業後、集客に苦労されるケースは多くはありません。
しかしながら、必ずしもすべての事業所が順風満帆というわけにはいきません。
放課後等デイの開業後、利用者は増えていきますが、そのペースを上げるには、小さな事でも良いと思ったらどんどん手を打っていく必要があります。
十分な準備をすることも大切ですが、やってみることが必要なのです。
発達障害の子どもは一人ずつ違います。
当然、療育も一人一人に合わせた内容で提供しなければなりません。
ある施設に伺い、気がついたことがありますので、
児童デイサービスの集客についてわかっておかなければならないことをお話ししておきたいと思います。
優秀なスタッフでも、障害のある子どもの対応の専門家として、完璧に自信がないと踏み出さないスタイルの方がいます。営業よりサービスの内容を重視する傾向の方です。
しかし、あまりにサービスに完璧を期すと、枝葉末節に気が回ってしまい、自らが提供するサービスに自信が持てなくなってしまいます。
結果的に、サービスの提供に消極的になりかねません。
「この準備ができてから」
「これが必要だけど」
「こういうこともできるように」
完璧を目指すのは大切なことではありますが、相手は人間です。
完璧な準備はありえません。
個別の問題に対応しつつ、より的確な対応を目指す方向で考えるべきです。
放課後等デイサービス(児童デイサービス)は開業後、利用者(お客)を集めるのは他のビジネスほど難しくありません。
だからと言って、利用者(お客)を集める活動が不要だということではありません。
私たちが提供する放課後等デイサービスの開業支援メニューには、集客に関する支援も含まれていますが、集客は事業にとって最大の課題ですから、開業後も重要ポイントであることは変わりません。