何度かお話ししていますが、
放課後デイへの参入時期に「遅すぎる」はないと思っています。
むろん、開業当初は、競合の少ない市場の方が、集客の面で有利です。
また、事業の立ち上がりが早ければ、累損の一掃も早くなりますので、次の展開も早く行うことができます。
その意味で、放課後デイへの参入は早ければ早いほど有利です。
しかし、必ずしも、「早いものが生き残る(早く市場に参入したものが事業を継続できる)」わけではありません。
「強いものが生き残る」のだと思います。
(「生き残ったものが強い」という言葉もありますが…)
放課後デイという事業は、1年や2年の事業ではありません。
短期間に「大儲け」できるような構造にはなっていないからです。
放課後デイという事業は、その役割を果たすためにも、
10年20年という単位で継続されるべき事業です。
また、放課後等デイサービスが提供するサービスは、単一ではありません。
他の施設にないサービスを提供することで、集客を進めることは十二分に可能ですし、放課後デイの質的充実は、なお求められています。
放課後等デイサービスという市場への参入が多少遅れたとしても、
勝ち残る道は残されていないということはありません。
ラーメン屋でも、蕎麦屋でも居酒屋でも、
「もうたくさんある」けれども、
なお、新しい店がオープンしています。
早く放課後デイを立ち上げることも大切ですが、
それ以上に、
他の放課後デイにないサービスや高品質のサービスが提供できる
「選ばれる放課後デイ」をつくることが大切です。
放課後デイとして、具体的にどのようなサービスの提供をすべきかわからないということであれば、当法人の「放課後等デイサービス開業・運営支援メニュー」をご利用をお勧めします。