放課後デイには、どんな設備が必要かと尋ねられることがあります。
たしかに、放課後デイに必要な設備なんて、
「まったく見当もつかない」かもしれません。
答えとしては、
「どんな放課後デイをつくろうとしているのかによる」
だと思いますが、
「どんな放課後デイ」
と言われてもピンときませんよね、たしかに。
繰り返しお伝えしているように、
放課後等デイサービスというのは、
提供するサービスについては、かなり自由度の高い福祉サービスです。
ですから、設備についても、細かな定めはありません。
施設、付帯設備、什器備品のうち、
一部の自治体で、施設の広さについてのルールはあります。
しかし、療育に直接関わる部分について、設備についての指示は、私が知る限りありません。(消防法などの適用というようなことを除くという意味です。)
放課後デイの設備投資がどれくらい必要になるかは、
利用者とスタッフ、施設、療育メニューの相関で決まる
「どんな放課後デイをつくるか」ということに依存します。
ですから、設備投資の検討をするためにも、
まず、放課後デイとしての基本的な方針を立てることから始めることになります。
つまり、放課後デイ事業の場合、
必要な設備は、必要性が感じられた時に、随時追加していけばよいということです。