事業計画書に書かれているべきことは、
いかにビジネスを進めていくかということです。
ビジネスというのは、
お客に商品やサービスを買ってもらい、対価を得ることです。
そのためには、
お客を集めなくてはなりません。
だとすれば、
いかにビジネスを進めていくか
ということが意味するのは、
いかにお客を集めるか
ということです。
むろん、
集めたお客に買ってもらわなくてはなりません。
そのためには、
商品の魅力を増すことも必要ですし、
売ることそのものの技術も必要です。
それがビジネスなのですから、
そのことが具体的に「事業計画書」に書かれていなくてはなりません。
つまり、
「事業計画書」を書くということは、
事業そのものを練り上げるということです。
「事業計画書」を作成するために、
誰かの助言を得るというのは必要なことでしょう。
集客のためにインターネットを媒体としていかに使うべきかということは、
専門家に訊くべきことかもしれません。
商品をアピールするためのコピーを専門家に依頼することもあるでしょうし、
商品やサービスを魅力的に見せるためにデザインを依頼することは普通に行われていることです。
そうしたものを反映させて、
事業計画書を作成するのです。
事業計画書はなくとも、
十分なお客がいて十分に買ってくれる限り、
事業は永続します。
ですから、
事業に必須とは言えません。
しかし、
事業を放っておいてもよいという確信がないとき、
やはり「事業計画書」を作成することに十分な意味があります。
経営者が事業を永続させるために知恵を絞った方策を具体的に落とし込む。
「事業計画書」というのは、
事業を継続させるための知恵の塊であるはずです。